ネタバレ注意







マッドマックス 怒りのデス・ロード (Mad Max : Fury Road) レビュー
★★★★★★★★★★



NETFLIX無料登録中。せっかくなんでラインナップで売りにしてる感じの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観てみました。ネットで宣伝トレーラーを見てる時から「どういう世界観だよ(笑)」って思って観たかったものです。
マッドマックス(1)は昔、家にビデオがあって観てたと思います。全く内容は覚えてません。そのレベルのもの既に見てたのに母が気付いたように「こんな残酷なの見ないの!」と観るのを制止したのを覚えてます(笑)



大怪我しそうなアクションの連続に感服


スーパーマン感のない物理的に非常にリアルで痛そう&死んでそうなアクション・暴力がずーっと続く映画でした。高速で走り続ける車の上でのリアルな格闘。それは、誰かが誰かを殴って人が車から落ちるその1つ1つ、怪我のないように計画的に撮影してるんですよね。クロマキー合成や人形を使ったり色々駆使してるんだろうな。考えて計画的にやらないといけないアクション・暴力がリアルに生々しく超大量に繰り返されるんです。



ストーリーはスカスカ


とある理由で大移動しないといけないという事である意味ロードムービーです。まるでこないだ観て低評価を付けたロードムービー「イージー・ライダー」みたいですね。そのレベル。だけど、ストーリー以外が巨額で集められたプロ集団によって作られてるので、その他は最高。これが映画なんですよね 監督や脚本がうーんでもほかは全く関係のない筋からのプロが雇われて作られるからそれなりのができてしまう。この映画はストーリー以外は、撮影・アクション・美術(車両)・VFX・そして豪華キャスト、最高でした。音楽も癖になって分かりやすい素晴らしいロックだったのですが、何せ画面で行われてる事が何か心に染み渡らない状況で音楽が情緒的なメロディラインだったりして、やっぱり“その他パーツ(スタッフ)はプロなのに、内容が…”と思わせられました。