3:20am頃、就寝前に腹痛が始まる。
まあ寝てたら収まっていくでしょと寝始めるけど一向に痛みが治まらない。
奮闘しそうだと思い、母が寝てる2階じゃなく1階のトイレに入る。

オナラをしたら一気に楽になりそうな痛み。便秘の大を出すのが最終目標みたいな感じ。
だが午後に出したんだったような。うんともすんとも出ない。オナラもなかなか出ない。
何か右の睾丸かも知れない気がしてくる。

右の睾丸は2013年に鼠径ヘルニアの手術をしていた。
お腹の内側に、内蔵をカバーするように皮膚と二重な感じで膜があって、陰部の部分だけ陰部が出るようにその膜にネズミの穴のような穴(鼠径)が空いているらしい。でその穴から内蔵が垂れ出てくる事を「鼠径ヘルニア」と言う。僕の場合、脂肪が垂れ下がり鼠径から出て、それが右睾丸内まで落ちてきていた、という医師の説明だった。

今日は10:20amのフェリーで加計呂麻島に渡り加計呂麻で大事な撮影がある。
先方に撮影シチュの都合を作ってもらっている。
何とか耐えて今日の仕事を終えて、それでも痛みが軽減されてなかったら病院としたい。

しかし痛い。
トイレの中でよつんばいになる。うつむいたり色んな格好をする。
これは普通の腹痛じゃないと解ってきた。痛みは普通の腹痛を重くしたのと同じ。
鼠径ヘルニアの時、医師に睾丸をグーッと胴に収めるように押されると普通の腹痛と同じ痛みが走ったので、下腹部近辺の痛みは何であろうと普通の腹痛と同じ種類の痛みというのは分かっていた。

何とか今日の仕事をやりたい。
しかし、これは異常な気がする。

長らく奮闘して、腹筋に力が入り続けていたからか嘔吐する。
ここで決意する。病院に行こうと。



5:00am、救急車も辞さない痛みだったけど、母も起こさず自分で運転して近くの徳洲会病院へ。
エコーにMRI、レントゲンなど色々やってもらい、結果、尿管結石。
痛み止めの座薬をしてもらったり、最終的にはベッドに寝かしてもらい点滴打って、待ち。

8:30am頃にベッドの上から加計呂麻に一緒に行って手伝ってくれるヨッシーに今日キャンセルの電話。そして、取材先の社長にキャンセルの電話。すみません



ヨッシーも言ってたけど、調べてみると、
痛みを伴う病気にはいろいろありますが、胆石、すい炎、結石(尿管結石)の痛みは、「3大激痛」といわれます。
なかでも結石は昔から、「七転八倒の苦しみ」とか「想像できない痛み」と表現されるほどです。突然の激痛に、あわてて救急車を呼ぶことも少なくありません。
結石はどうしてできるの? | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア
激痛病らしい。にしては耐えたのか。「想像できない痛み」って言う人とかやめてほしいよね。後世に具体的に伝えてほしい。普通の腹痛の重いやつだよ。

尿道に実際石(カルシウム系の塊)ができてしまっていて、それが細い部分に入り込んできたりしたら痛みが走るみたいです。



痛みは引いたので、取りあえず様子見という事で痛み止めのお薬だけ貰って帰ってきました。
泌尿系多いな
はあああ。まいったな。







【PS】
最後、診断結果告知があるとの事だったがなかった 忘れられたかも。滞在時間の中盤に「尿管結石の可能性が高いです」と言われたり看護師さん達もそれを前提に雑談されたので、そこからベッド上で自分でググッて病気の基本知識は自分に入ったからまあいいかとなってた。自分の石の場所とサイズなどの悪化レベルだけは知りたいかな