Apple Store 表参道



深くないただのつぶやきです。

今朝未明Apple Special Event. September 9, 2015.があったようですね。
あったよう、と言うか僕は直前に知って「そうなんだ」と思ったけどリアルタイムでは全く見てません。

ところで。いや〜、パソコンを作ってきた会社は強いですね。
その会社の実力と努力なので必然の結果なのですが、ズルい(笑)

これまで地道にやってきた他方面のジャンルの製品と企業をあざ笑うかのように、そのジャンルに進出し、その圧倒的進化版を出してくるのです




過去にこう感じたのは目覚まし時計ですね。これはスマホ全体に言える事ですが。
現代人は多くの人がスマホを目覚まし時計代わりにも使ってますよね。僕もそうです。
ふとある時、せっかく過去に買って枕元に置いてある目覚まし時計でセットしようとしたのです。絶対起きなきゃいけない時に念の為にだったかな。すると、めちゃくちゃ不便! 当たり前な事なんですが、目覚まし時間を3時間変更するのに、目覚まし時計はアナログ針表示でもデジタル表示でも、多かれ少なかれあるボタンを長押しし、「1周目…2周目…」ってやらないといけないんですよね そして目覚まし音が選べないというのはもう言わずもがな。「本職なのにこんな不便なの?」と思っちゃいました。



Apple Watchもいいジャンル進出したと思いました。
こういうスマートウォッチはアップルが元祖じゃない云々という話はさておき。アップルが出すと噂されて以降、他社が焦って競争しよう先に出そうという大きな動きを作ったのは事実だと思います。

注目したいのは腕時計という存在です。
ケータイが登場してから腕時計はもはや、半分以上ジュエリー的存在なんですよね。時計は何かしらどこかしらで見る事ができる機会が多いのです。嗜好品です。
で、若者の多くはジュエリーである腕時計に手が出ないのです。
「どうせジュエリーを買うならトップのブランドのが買いたい」
        ↓
「高価でとても手が出ない。買わない」
「中途半端のメーカーのも格好悪い。そもそも時計としてもそんなに必要じゃなかった。買わない」

Apple Watchの登場。
アップルは企業価値世界1位。ブランド的価値も自分の理屈に合致する。世界一のブランドから出た腕時計である。そして中身はこれまでの腕時計とは比べ物にならないハイテクさ。なのに手が出る値段。

これは買いますわ。

この記事を書こうと思ったのもこのApple Watchに関する今回の発表の1つ。
エルメスとのコラボのバンドが出るという事です
これはもう最強(笑) ある意味、世界一の腕時計ですよね。最高峰ハイテク腕時計と最高峰ファッションブランドとの融合。別の言い方をすると、うんちくで超高額商品を作っている所と実質が備わってる物を作ってる所との融合です(笑) エルメスは別に嫌いじゃないですよ。ただファッションブランドなんてフラットな目線でコンピューター業界の商品の実質価値と比べたらやっぱ、ねえ。
おいくらになるのかなぁ。
今後の展開もあるのかと想像したらルイ・ヴィトンやられた感あるだろうな



あと、故ジョブズ氏が否定していたスタイラスペンApple Pencilを発表。iPad ProとApple Pencil…。“ペンタブ”ですね。この多才な描き心地のムービーを見ていても思った訳です。
「ワコムをあざ笑うかのように超えていくわこれ」と。



この力の源はというと、“売れている”事だと思います。
世界トップ級で売れてるから良い物を買える値段で提供できるんですよね。Macの良さなどを書き出すと切りがないので省略しますが、やっぱアップル製品1コ1コ物理的な質がいいです。他社だと高くつくからやらない素材とツギハギ感の少ない専用パーツで作って出してくるんですよ。それを値段を抑えられるのが“売れているから”。
コンピューターメーカーが忘れがちな物理的所有欲を満たす事も平行して考えてますよね。
だからApple Watch登場も自然な流れで得意分野だと思いました。

芯がしっかりしていれば今後も相乗効果が続きます。アップルは強いです。