正当に運用しているiLandの愛機



事件概要
今月22日午前、首相官邸の屋上に小型ドローン(無人航空機)が落下しているのが発見されました。
ドローンには放射能マークの着いた容器が取り付けられており、中には微量な放射線が出ている土が入っていました。
24日夜、福井県小浜警察署に「自分が官邸にドローンを飛ばした」と言って40歳の男が出頭しました。男は「反原発を訴えるために官邸にドローンを飛ばした」などと話しているという事です。

男は主張を記したブログをしており、そこにもこの件を記していました。
ブログによると今月9日未明に実行。赤坂の駐車場(恐らくパラカ赤坂第2駐車場)から離陸し、首相官邸屋上に墜落させた模様です。
事件から派生・関連
  • 政府によりドローン法整備検討が急浮上。
  • たまたま今月22日、東京MXテレビのドローンが英大使館敷地内に墜落しており、抱き合せで報道されています。
  • 24日午後、首相官邸の近くで男女2人がドローンを飛ばそうとして、一時騒然となりました。2人は警察署で事情を訊かれ、「一昨日の事件を見て官邸の近くでドローンを飛ばしたくなった」と話したという事です。



言いたい事簡潔に言うと、

“全国のドローン(RC無人航空機)ユーザー”、さらには“原発反対の意見を持つ人”にとって非常に迷惑でした。


全国のドローン愛好家、撮影関係・土建業の仕事で所有しているユーザー、皆がこの件を残念がり、憤っていると思います。一方で規制が過剰に厳しくならないか見守っています。寛容な判断を望みます



しかし、遅いですよね ドローンもとっくに浸透してるし、超想定内だし…。あの屋上に群がる関係者の数と慌てふためき感。元々霞ヶ関・永田町はいつも警察があぶれてますが。そして急な法整備案。何年も前から起こり得た事だし、主要官庁の上空を飛行禁止にしてもこれまでと変わらず、善良で慎重なユーザーは飛ばさないし、テロリストは飛ばす事が可能です



報道・ワイドショー、捜査中警察、理解力とギャップ


今はNHK・民放キー局もこぞってドローン空撮のブームですよね。特にNHKは大好きです。あまちゃんのオープニング辺りから目立って使われるようになっていきましたね、多分(あんまテレビ観ないけど)。

報じるスタジオの人々と、実際ロケ撮影をする制作会社やカメラマン会社とが違う為か、多少テレビを見ててギャップを感じます。意外と知識がないと(僕もないけどさ)。

「放射性物質の入った容器が取り付けられていた」と同じ温度でほかのデフォ仕様の付属品を言われたりしてます。
  • まずドローン本体は限りなく、DJI社のPhantom 2(現在世界で最もメジャーな個人ドローン)ですね。それが黒く塗装されていたようです。
  • 「カメラが取り付けられていた」→ カメラは常識的に取り着けます、またはデフォで着いてる本体があります。空撮してなんぼです。
  • 「外付けHDDが着いていた」 → もしかしてDJI Lightbridge (映像送信機) ?
  • 「映像送信機が着いていた」 → はい。
  • 「ひるおび!」27日放送にて (27日追記)
    専門家「設置のカメラにSDカードが入っており、それに場所が記録されているから出頭なしでもいずれは捕まったかも」 ← そんな機能ないと思うが。
    アナウンサー「専門家いわく、SDカードを着けなければならず、SDカードがないとドローン自体が動かない」 ← もちろん間違い。ここまでくるとヤバいですね

素人による空撮の敷居を上げたがっている?

ドローン空撮大好きでしょっちゅうやってる放送局。なのに自分の首を絞めようとしているように感じる事も。
この事件とひとくくりに東京MXの件(これは解ります)、そして、反原発活動家(?)による川内原発を空撮している動画が動画共有サイトにアップされているものを取り上げた番組がありました。敷地から十分に離れた空から安定して撮影されている動画でした。合法で事故なしです。あえて名指しで報じなくてよくないか?と思いました。

テレビのスタジオと現場のギャップが1つ、そしてテレビ局としては許可を得て堂々と撮影できる立場にありつつ、素人にはあまり空撮に進出してほしくないと思っていたり、または少なくとも素人は進出できなくても困らないというのはありそう。



盗撮は困難で、ユーザーはあまり発想自体しないと思います


盗撮できる?の件にも触れたいと思います。僕がPhantom 2を飛行させてたり、所有していると知ると、男に冗談でよく「家の盗撮できるね(ニヤニヤ)」「盗撮してるんじゃないの〜?(ニヤニヤ)」と言われます。まあ冗談ですが。

あえてマジレスすると、住宅の盗撮には非常に困難で効率が悪いと思います。
  • めちゃ音が大きいです。目立ちます。
  • カメラはウェアラブルカメラGoProか、その同等の小型カメラが着きます。
    これは魚眼の超広角です。ズームはありません。相当近付かないと人の細かな確認はできません。露出(明るさ)がオートなので外に露出が合っていて建物内部なんて真っ暗です。カメラの調整操作はGoProでは不可、本体に付属しているカメラでも大した事はできません。大きいカメラを着けられる大きいドローンもありますが、それは更に大きな音を立て目立ちます。



ちなみに、

iLandの所有する霞ヶ関・永田町の官公庁・皇居の空撮は有人ヘリコプターによるものです


iLandの所有・販売・ネット上に載せる事のある霞ヶ関・永田町の官公庁・皇居の航空映像・写真は、自身が搭乗して撮影した実物のヘリコプターからのものです。
現在合法ではあるのですが、iLandがこれらの上空でドローンを飛行させた実績はありません。

有人ヘリからの警視庁の空撮

有人ヘリからの国会議事堂の空撮



こういった感じです。よろしくお願いします。