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Netflix独占映画。昨日2025年4月23日放映開始。宣伝で気になっていつつ下の方に記す件があり、今月にNetflixに入会し、昨晩観てみました。
Netflixは2016年に1か月トライアル無料入会した事があります。それ以来でした。1か月契約という安心プランで今回続けていくかは未定です。うちのTVではアプリが出てこず観られないかも知れません。

合法使用
新幹線大爆破
| 新幹線大爆破 | |||
| 年 | 2025年 | 製作国 | 日本 |
| 2時間15分 | 監督 | 樋口真嗣 | |
| 出演 | 草彅剛 / 細田佳央太 / のん / 要潤 / 尾野真千子 / 豊嶋花 / 黒田大輔 / 松尾諭 / 大後寿々花 / 尾上松也 / 六平直政 / ピエール瀧 / 坂東彌十郎 / 斎藤工 | ||
個人評価: ★★★★★★★★★★ (8/10点)
構成・価値観
「シン・ゴジラ」に似て、良くした感じ
面白かったです! 「シン・ゴジラ」を良くした感じ、「シン・ゴジラ」でやりたかった事の成功版って感じでした。
知らなくてそう思いましたが、やはり「シン・ゴジラ」と同じ樋口真嗣監督でした。
「シン・ゴジラ」はリアリティがないんですよね。「え? リアルだった!」って言う人がいるかも知れませんが、むしろ逆です。「何事も国家機関を動かすには政府の許可が必要」というのを見せています。それが危機の時に足かせであり、滑稽にも見えてくるというのを見せていますが、巨大怪獣が都内に来て目に見えてる中で絶対その決まりは解除されると思うんですよ。さすがに無茶があった。
それが今回バランスがよかったです。魅せたい「組織 (JR) の格好良さ」が存分に出ていました。
「ゴジラ−1.0」(2023年 / 山崎貴監督) に感じた「モブの顔が映らない」「主人公たちとモブが完全に分離している」不満の真逆で、私としては好きな構成でした。
政府を敵にしすぎてないところもよかったです。やはり人として、決定・思考がズレすぎるとダメ。萎えます。根っからの悪者はいないはず。そのバランスがよかったです。
後半、衝撃の犯人。これも良かったです。
ドンパチがない中でよくここまでハラハラドキドキを作り出したなと拍手です。
銃のない日本アクション映画の真骨頂。
効果的な女性の配役
男女差別と言われてしまうかも知れませんが、確実に人の中に存在する先入観。
映画というものはそれをステルスで利用するものです。悪い意味ではありません。
【おすすめ記事】[持論]「差別しない」とは、身について無意識にやるようになるのを目指すものではなく、常に意識するもの|TundieBlog
この「新幹線大爆破」の1975年オリジナル版をモチーフにした1994年の米国映画「スピード」でバスのステアリングを握ってしまったのがサンドラ・ブロックさん演じる若い女性であったのと、今回の「新幹線大爆破」(2025年) の運転手がのんさん演じる若い女性であった事に意味はあります。
やはりまだ大型の乗り物を運転する女性の姿は「見慣れない」し「より凄く見える」のです。男性より必然的に可愛らしく=若年に見え、「慣れてないのに頑張って立ち向かっている」ように見えます。
また当リブート版は当然「スピード」を意識しただろうし、脚本制作時に「女性の方が効果的だ」と参考になったと思います。
後半に判る犯人にも「意外性」を作り出しています。
映像
オープニングは「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」のオープニングに似た格好良くごちゃごちゃした映像。「踊る」の場合これまでのシリーズからの蓄積の映像が使えますが、1本の映画のオープニングとしては驚くほど本編内容からの切り出し映像を見せます。配信映画ならではなのかも知れません。
本編映像に入りはやぶさに乗り込む前からワクワクするショット、細かいカット割り、良作なのがすぐに判りました。ここでもう駄作とは差が出ますよね。
爆発はかなりリアル。特に「爆弾を仕掛けたのは嘘ではない」と示すために爆破した最初の貨物列車の爆発、民家の爆発がリアルです。進化 (技術者の工夫) を感じました。
その他、フルCG?の走行するはやぶさ、人物とセットを交えたアクションシーン、ほとんど非の打ち所がありません。
欠点
上で「政府を敵にしすぎてないところもよかった」と書きましたが、後半、東京駅での路線延長工事を政府が許可しないのは無理があると感じました。今回2時間で終わらせる予定だった工事です。元に戻すのも通常速度でやって1日あればできるでしょう。その後の「脱線解決」を許可した事を見ても。
何らかの説得力のある無理な事情を付け加える事ができたら良かったと思います。
当作品は1975年の事件と繋がっているという事になっているのですが、その当時のニュース映像のキャプションがただ雑にゴシック体に黒縁なだけで当時のキャプション感がありませんでした。手書きが良かったかな。
車内での言い争い、意外な犯人の若年感に、観るこちら側に「間を気にする」「見守る」感が生まれるのは正直なところです。
特撮の見え方による私と他者の評価の大差
当作品放映前の宣伝時に
- 1975年制作の「新幹線大爆破」オリジナル映画があり、今回の「新幹線大爆破」はリブート
- 1994年の米国映画「スピード」は「新幹線大爆破」(1975年) をモチーフにしている
映画「スピード」(1994)の元ネタが日本の映画「新幹線大爆破」(1975)らしく、その「新幹線大爆破」のリブート版が今月リリースされると話題だけど、「新幹線大爆破」は観てなくて言うのは悪いけど、このテーマの正解はバスだと思う。するとフォロワーさんからリプライが。
- 街中を走って様々な困難があり犠牲が多くなりそう。乗用車に衝突しながら進む画が作れる
- 新幹線はコースに嘘がつけない。車はどこでも走れる
- 実際に登場した「直角だけど曲がれるのか!?」というネタができる。大ジャンプは無茶な映像だったけど面白かった
- 乗客の連帯感がちょうどいい人数
そんじょそこらのバスと、国家が威信をかけた新幹線ではスケールが違います!! 「新幹線大爆破」(1975年) 凄いです。(このような趣旨)
私は「失礼しました💦 そうなんですね!」とお返し。そこまで推していただく、しかも「スピード」を超えている事が確定している映画、観てみたいと思いました。昔の映画でも確かに良作はあります。
この後に配信するリブート版に加え、1975年オリジナル版もNetflixで観れるようだったので、この晩に早速Netflixに入会。そのままオリジナル版を観始めてみましたところ・・・
昔クオリティ😅
シーン・カットにより細かく連動していない締りのない音楽、余分なカット、そして判ってしまう走行外観・セット・模型の撮影の裏側。
頑張って観ましたが、半分くらいで限界が来ました。
前に途中までで限界が来た映画「U・ボート」と全く同じでした。
「U・ボート」も模型の潜望鏡の映像、模型の外観、潜水艦艦内セットの繰り返し。そして世間評価は高い。
【参照記事】映画「U・ボート ディレクターズ・カット」(途中) レビュー|TundieBlog
この「新幹線大爆破」(1975年) は、国鉄の反対の中全くの協力を得られずに作られたといいます (リブート版はJRの協力を得られています) 。外観の走行シーンは実際に運行している新幹線を勝手にゲリラ撮影したものだろうと思います。それを想像できてしまうのです。いつでも誰でも撮影できる実際に走ってる新幹線の外観映像、車内セット、衝突危機の外観模型。それを「危ない、危ない」と演技で乗り切る感じ。
これらが上手く作られていたらどんなに昔の作品でもいいんです。それが上手くない。んー、古典を古典として紹介・出会っていたらまだ違った思いをするかも知れませんが、近代映画の「スピード」に圧勝していると言われてしまうと…。「スピード」が当然圧倒的上でした。
1975年版を支持された方、またU・ボートなどを支持できる方はテーマ次第なのかな。テーマがデカければそれで迫力を感じちゃう? 「地球爆発」って言って騒いでるとそっちの方が迫力を感じちゃうのかな。
価値観が大きく違ったようです。価値観が違う私が悪いです。本当にごめんなさい。
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