1月23日から2月12日までの21日間、撮影旅行に行ってました。
当記事は2月4日からの初の北海道と、ラストまでのまとめです。


(前編) 久々の首都圏・初の北海道旅行 1 首都圏編 (YouTube公開のたびに動画追加)


結果のカレンダーです。(クリックで大きい画像が別タブで開く)




流氷なし


相模原滞在中、札幌の従姉次女と連絡を取り合ったり流氷予報をチェックしていましたが、どうも今冬は暖冬で流氷が下りてこない事が確定的に…😭

ウトロのガイド会社にて北海道 (東部オホーツク方面) 到着2日目、2月5日に流氷ウォークを予約していたのですが、1月31日、会社から「残念ながら該当日に流氷がないようなので代替ツアーに参加しませんか。(代替ツアー2種) 」とのご案内メール。代替ツアーには参加せずキャンセルさせていただきました。

奄美に帰ったあとの情報で、斜里町・ウトロは2月19日に流氷初接岸したようです。観測史上2番目に遅い記録らしい。この年に流氷を目指した自分。ついてなさ持ってます👍️



2月4日


飛行機は羽田07:10発→女満別08:55着。
従姉に相模大野立体駐車場に送ってもらい、そこからバスで羽田へ。


左上:ビニルに包まれた右下荷物。結局体力面で首都圏で使用しなかった電動スタビライザー (カメラ防振装置 / お散歩映像) 。さっぽろ雪まつりで使用するため持っていきました。本当の賢い動きは、奄美から直接札幌従姉次女宅に郵送するという事でした。

絶景の羽田離陸


朝焼けの関東平野。そしてはっきり拝めた富士山。カメラバックパックは頭上荷物棚でiPhoneでの撮影しかできなかったのが悔やまれます。













近づいてきた地上。一面真っ白


女満別空港着陸


この到着した2月4日が大雪でした。



期待通りの恐ろしい極寒光景


「真冬の北海道の札幌市じゃないとこ」。これに南国民の私は得体の知れない恐ろしさを感じていました。ホワイトアウト。寒さで人が死ぬ事がある。人類が生きづらい地帯。おそロシア…。
このイメージがどうなったか結果から言いますと、光景は期待通り。厳しい大地の光景でした。
しかし、防寒着のおかげなんでしょうか。最初から寒さに順応している自分がいます。何でも「そんなもんだ」、悪く言えば「知ったか」の性格があって、前から旅行時は地元民みたいに寒さに強くなる事が判っていたのですが、北海道でも発動されました。
また、イメージにあった「僻地感」には人のいなさがある訳ですが、女満別行きの飛行機は多くの人が乗っており、どこでも地元民と観光客がいて普通に日本です (当たり前)
今旅で最も気温が低かったのがこの到着翌日1月5日朝の−12℃、体感で寒かったのが2月9日函館山でのメイン展望デッキ裏側の強風でした。

まだ2017年の真冬の山中湖湖畔の車中泊早朝の方が寒かったかも知れません。
防寒着とレンタカーの防寒性能の問題もあり。



女満別空港前のレンタカー。2日後ここに返却予定。
サイドブレーキがボタン系のハイテクで固められた日産ノートでした。

センターコンソールに高さがあり、上下2段方式という珍しい作り。運転席と助手席の移動は不可能に近いです。下段に少し物が置け、上段は前部がスズリのように深くなっていて、物を置くと前に潜り込ませるような形。わざとかスマホを覗き見やすい位置に置きづらい作りです。

レンタカー屋さん敷地端に長く停めさせてもらい、車載映像撮影のためのセッティングなどをしました。



車載映像撮影においての案内音声


車載映像撮影で実際の走行音を使うためにナビの音声を消しました。従姉の車でも音声を消して都内の車載映像撮影をしたのですが間違わない道順が難しくなりヒヤヒヤモノです。
北海道でのレンタカー2台も音声を消そうとしましたが、車線外れの警告が消せなくて困りました。このノートは最終日にやっと消し方が判りました。札幌→函館のレンタカーでは消せませんでした。
ちなみにこれは安全運転への反抗ではありません。雪国だと路肩の雪が道路の半分まで覆っていて車線をまたいで右によけるという事がしょっちゅうでそのたびに警告音がなるのです。警告音が出ないようにする方が真っ当でした。



まずは空港から近い網走監獄へ。
小さい写真では判りづらいですが雪が降り続いています。



正門


左上:職員官舎
右上:休泊所
左下・右下:舎房中央見張所


舎房




仕方のない事かも知れませんが、ここに展示紹介されているボリュームは、監獄そのものの紹介と、「脱獄王」数名の紹介となります。根っからの模範囚はモブとなり、脱獄した悪い奴が死後はあがめられるようです。面白いものです。

浴場




駐車場に停めていた車に戻ると、この時間だけで車の下には氷柱が。フロントウィンドシールドも雪が積もっています




女満別空港〜網走〜斜里〜知床は、距離はありますが、とてもシンプルで分かりやすい道のりでした。ホテルのある斜里町に向かうのに、メイン道路ではなく海に近い道を走りました。

ホワイトアウト寸前。凄い光景です






斜里町中心部に到着。大雪と除雪車




お昼にしれとこ来々軒で塩ラーメン+バターコーントッピング


誰もいない中自分1人の来店でしたが、トイレに入ってるとガヤガヤ。出てくるといきなり中国人団体1組20名ほどが入ってました。



街外れすぐのHOTEL BOTHに到着。
素晴らしい処でした。ここに2泊




実際はホテルと言うか管理棟兼レストランコテージと個別のバンガローという作り。1人1小屋という感じで隔離されていて気を使いません。車を部屋に横付けできるのも大荷物で車に載せっぱなしがいい自分に合ってました。
トイレ・シャワー・洗面台・洗濯機は離れた管理棟に行く必要あり。トイレはちょっと不便かな。



2月5日


元々はウトロ (知床岬) にて流氷ウォークをする予定だった日。流氷ウォークはできなくなりましたがウトロ方面に向かいました。

最初に車のドアを開けた時はバリバリと、まるでタイムトラベル直後のデロリアン。6am頃に出発。上に書きましたがこの時が−12℃

斜里町を貫く国道334号線=天に続く道。早朝であまり車はありません


斜里岳と真っ白な畑


どこでも壮大な素晴らしい風景






ウトロ地区に到着。フライトするも真っ白の街




ウトロ先プユニ岬展望台から。流氷が来ていたらここからの景色は変わっていました


白いのがたまに浮いておりドローンで接近。流氷の欠片かと思って近づいたら違いました。これは雪なんでしょうか。若干幾何学模様で繋がった泡のようです




思っていたより近かった


北海道。大きさをナメるなとよく言われますが、大きくイメージしていたので、ここら辺 (斜里町⇔知床) の移動はむしろ近く感じました。



知床自然センター。オープンの9amを待っていると、屋根ではスタッフが雪下ろしの作業




通行止め


温根別おんねべつ村 (イワウベツ川) と羅臼岳の空撮


知床岬に伸びる知床公園線 (道道93号線) はここで冬季通行止め。知床自然センターから枝分かれする羅臼町へ向かう (知床岬の根元横断) 国道334号線も冬季通行止めです。



温根別村付近上空から知床岬の先を望む




今旅で1番死にかけた(笑)




事前にもマップで知っていた & 流氷ウォークツアー中止の代替ツアーで案内されていた自然センター手前の「フレペの滝」。判りづらい所から入り森の中を歩き、海沿いの断崖にその滝があります。その進入口を見つけました。
スノーシュー (かんじき) なしで困難なのは承知で、でも人のスノーシュー跡を踏んでいったらどうだろう、無理はせず行ける所まで行こうと入ってみました。自分の安全もだけど何よりガイドさんらに見つかって怒られたくない。埋もれるわけにはいきません。
結果、見事100mほど入ったところで埋もれ始め慌てて息切れ切れ必死に戻ってきました😅 



そこでフライト。見事にフレペの滝を撮影


さらにエゾシカが!
フレペの滝周辺とエゾシカ




ウトロでお昼を食べたい。海鮮丼が食べたくて1つのお店を視に行きましたが閉まっていました。諦めてウトロから帰ろうとすると、街外れにラーメン屋さんを見つけやっていたので入りました。またラーメン😅 ラーメン屋 波飛沫なみしぶき




オシンコシンの滝




斜里町に戻り、天に続く道へ。

天に続く道撮影スポット近くの斜里町の畑の空撮



天に続く道 (撮影スポット地点=始点)


撮影スポット地点にいらっしゃったタクシーの運転手と少し喋りました。「観光客が意外と少ないですね」と訊くと「夏はごった返して大変」との事。北海道はほとんどのスポットの正解が夏のようです。改めて理解しました。



喋りかけてくれた中華系


ここで三脚を立ててタイマーで (独りの撮影活動ではほとんどやりませんよ) セルフ記念撮影をしていると、仲間と来てた中華系の女性が「もう少し右・右。OK」などとジェスチャーと英語で指示してくれました。前日の網走監獄では、正門で単身の中華系女性が本人の記念撮影をお願いされ快く応じさせてもらいました。
これまでの内地への旅行では、欧米人は声をかけるけど、中国人は絶対に声をかけてこないという印象がありました。国同士の一部の対立と、何より互いに言語が全く分からない人がほとんどというのが大きいのだろうと思います。
さらに過去の旅行で、空港で中国人ファミリーのお子さんのスーツケースのキャスターがもげたのを見て、私が拾って渡してあげたらあちらが受け取ったにも関わらず全く私が見えてないかのように無視して仲間同士の会話が進められた事があり💧
中国人か台湾人か、もしかしたら別の国の方の可能性もありますが、喋りかけてもらうと気持ちいいですね😊



前日が雪で空撮できなかったので、約50km離れた網走監獄まで再び走り空撮




夕食は従兄長男が美味しいと言っていたらしいセイコーマートのカツ丼をホテルで




2月6日


未明に起床。
ホテルからシンプルな道を山に13km向かうと旧国鉄根北線第一幾品川橋梁跡という遺跡があります。「北海道の廃線」。他者の写真作品の影響もあり星空と撮るイメージがあり、夜が明ける前に間に合うと思って飛び出しました。しかし慌てたのもあってiPhoneを持ってこず。車のナビにはなくて、大体の場所まで行くも真っ暗で全く判らず💧 あと走行中ズームアップ・ダウンもさせてくれないナビ不便すぎ。

結局ホテルに戻り、荷物をしっかりまとめて、早朝でしたが最後は鍵を無人のフロントの箱に入れるだけでOKだったのでチェックアウト。



無事行けた旧国鉄根北線第一幾品川橋梁跡。
途切れた橋だけで、その付け根にはほぼ名残りを確認できません。
ドローンのみで撮影。行けない所から撮れるドローン強いよ便利よほんと。

動物の足跡が


斜里岳と旧国鉄根北線第一幾品川橋梁跡。好きな1枚




前日に引き続き、知床へ。

ウトロまで行かない所でエゾシカの撮影に成功!





ウトロでお昼。昨日開いてなかった海鮮丼のお店に再び行くもやってない。しかしさらに探すと漁港近くにも海鮮丼のお店が


圓子まるこ水産。鮭といくらの知床漬け丼+いくらトッピング。カニの入った味噌汁と小鉢。楽しそうに働き、お客さん全員に声かけする若い女性店員さん。最高のお店でした。



ウトロ漁港。カモメの声が響き渡る雪国の港。南西諸島民には縁遠かった演歌の世界がありました



ウトロ漁港でYouTube用長時間映像を撮りながらウトウト…。
時間を見て女満別空港へ出発。



煙ってる


この風景にお別れ




女満別空港


女満別17:30発→札幌 (新千歳) 18:20着。
「札幌 (新千歳)」とはJALによる表記ですが、新千歳は札幌と別の都市、新千歳空港から札幌まで約40km、電車で約1時間かかります。そして…

新千歳空港→札幌行き電車車内


電車はたまたまタイミングよく席を確保できたのですが、その後外国人観光客が大量に乗り込みこの状態。自分の荷物もいくつもある中、ブロックゲームのようにギチギチにスーツケースに囲まれました。ここまで従姉次女が住んでいる所を「札幌」と書かせていただいていましたが、厳密には札幌の手前の白石駅で、みんなが降りるわけではない白石で降りられるのか本当に不安になりました。



何とか無事、従姉の住む街の駅へ到着。
駅と住むアパートメントは近いですが従姉に迎えに来てもらいました。



さっぽろ雪まつりは、メインの大通の雪像会場とすすきのの氷像会場があるらしく、大通雪像会場のライトアップは10pmまですすきの氷像会場のライトアップは11pmまでなので、今晩すすきのだけ行ってきたらとアドバイスをもらい、準備をして行く事に。

家出発の時点で電動スタビライザーとその補助ベストを着け、異様な姿での出発です。

すすきの氷像会場。透ける像が美しい



初めフォーカスがマニュアルになっていて、2周💦



2月7日


事前には従姉と小樽に行こうという話もありましたが、結局従姉の車で札幌市内を。



羊ケ丘のクラーク博士像と


顔を伏せて対比が判りづらくなってるけど自分が半目でひどい顔なので双方顔を伏せました。立ち姿、従姉さすがだよね。何か見られ方解ってる。顔も含めると差が凄いのよ。



サッポロビール園 (観光客除去済み)



見ごたえのあるビール博物館になってました。



夜はさっぽろ雪まつり、メインの大通雪像会場撮影。
昨晩と同じく家から電動スタビライザーと補助ベストを着けて出発。

札幌駅から地上を歩いて大通に向かうと少しミスもして大通に着いた時点でヘトヘト。
そこから1作品1作品撮影。




暖冬で小さい作品などシャープさが落ちていましたが、どれも素晴らしい力作でした✨️
しかし凄い量。

ヘトヘト。全身筋肉痛




さっぽろ雪まつり2025 - 恐らく全作品 - 4K HDR スタビライザー




2月8日


従姉の家にお世話になりましたで、早朝からレンタカー店に送ってもらい、お別れ。

おまかせにしていたレンタカーは、自分のレンタカー史上初めてのSUV


やはり店頭で車載カメラ設置に時間をかけ出発。
レンタカーで北海道南部函館に向かいます。函館にてワンウェイ返却予定。



途中、洞爺湖へ寄る事に。
洞爺湖が近い所で、キツネを目撃! 撮影はできませんでしたが。

洞爺湖。割りかし綺麗な丸い湖の中央に島がある湖です





マップで見てユニークな漁港があるので立ち寄りました。国縫漁港




一目散に走って走って、函館と同一圏の平野へいやに突入。
平野入口の道の駅なないろ・ななえにて、黒ゴマとイカ墨の黒いカレーライス、チョコバナナクレープを摂取




函館へ到着。

残り時間30分の五稜郭タワーへ


五稜郭




車中泊


従姉からは札幌から函館の中間点、上写真↑の国縫の長万部町とかで宿泊施設の予約を取るようにと言われていたり、検索してもらってましたが予約取らず(笑) 結果的に一気に函館に行けたのでよかったです。
ここまでで夜中の気温の程度というものが見えまして車中泊をしました。

函館山麓をウロウロして、最終的に人の来なさそうな北側外国人墓地の中を今晩の寝床に。
もちろん明け方の少ししか寝られませんでしたが良い風景でした。

大規模な墓地。遠くには日本屈指の夜景の一部が見え対比が面白い




2月9日


朝方の外国人墓地




函館山近くのスポットを少し撮影


函館山の山上大神宮




人が少ない?


函館山の麓の街、何だか人が少なくて驚きました。あの観光地で有名な「函館」「函館山」なのに。人口の少なさか景観規制もあるのか2階建てばかり。夜に走ると奄美市名瀬の街を走ってるのと錯覚します。夜は人が出歩いていません。しかしこれはこの後の函館山ロープウェイでくつがえります。



憧れの青函連絡船も見る事ができました。
青森で観られるという意識しかありませんでしたが、路線の北海道側、函館にもありました。

函館市青函連絡船記念館摩周丸






渋い赤レンガ倉庫が並ぶ金森かねもり赤レンガ倉庫


赤レンガ倉庫内、函館ビアホールにて昼食


右:赤レンガ倉庫近くの日本最古のコンクリート電柱


レトロな建物が多い (近代の建物でレトロデザインにしているものだったらごめんなさい)




チェックイン時間になり五稜郭側ホテル エスパルへ。
なかなか渋いホテル




日が暮れ、函館山へ。
車道もあるけど冬季は通行止めでロープウェイを使う必要があります。
車で函館山ロープウェイ山麓そばに来ると見えた凄い行列。係員に駐車場を尋ね駐車。

そして列の終わりに並ぶ。函館人少ないという印象から打って変わって1000、2000人とかいる? 凄まじい人・人


行きも帰りも本来別の用途だったようなスクリーンのあるホールなどいくつもの部屋に順路テープが伸ばされ、つづら折りで順番待ちの長い列。帰りは山頂の寒空に長蛇の列。屋内も広い施設なのですがそこにも列がびっしり、収まりきれないのです。

これが日本屈指の函館山の夜景。手すり全辺を人が埋めているので順番待ちです





2月10日


この日は北海道に来た4日以来の雪が降る日でした。
雪の困難さもあり特定の観光地には行けずとりあえず函館の街を車載映像撮影でくるくる。まあ結果的に余計な1日だけど計画にこれくらいのゆとりは必要。

お昼に評価の高い、日本最古のコンクリート電柱横のレストラン、ブラッスリーカリヨン




定刻 函館19:40発→東京 (羽田) 21:15着が、20:10発 (もっと遅かったはず) となり、羽田まで従姉長女が迎えに来てくれる事に。

羽田無事到着。夜遅くてガラン。映画「ターミナル」状態




2月11日


長女の家の可愛いえのき(左)とサスケ


今旅前半の相模原滞在時は家にえのきだけでした。
サスケがヤンチャで、大人しいえのきが調子を悪くしたみたいで従姉のお友達にサスケを預かってもらっていたのです。北海道から帰るとサスケが戻ってきていました。



母の信じられない所業(爆)


旅行中連絡を取り合ってる地元の母から…


網走監獄から郵送させてもらったお土産を勝手に配られてました💧
荷物と同じく今回初お土産郵送だったのですが。何のための郵送だったのでしょうか…。
羽田で同量のお土産を再び買う事に。



ラストナイトは近所の焼き肉屋さん、七輪炭火焼肉 味ん味ん 淵野辺店




2月12日


できごと渋滞の奄美帰郷。最後に長くてすみません


奄美帰郷。飛行機は羽田11:20発→奄美13:50着。
従姉に羽田まで送ってもらいました🙏

お土産にチョコマドレーヌを購入。
預けてない手荷物はバックパック・ショルダーバッグ・お土産紙袋。

無事手荷物検査エリアを通過し、搭乗口前のベンチへ。
それから遅延のお知らせと、異例の搭乗口変更の案内。奄美便待ちの方々で移動しました。



移動後にベンチのスマホ充電柱のある中央の席に座り、iPhoneを充電。充電する必要のない減りでした。早朝活動だったのでうつ伏せでウトウト…からの一瞬マジ寝・・・

ふと顔を上げると搭乗中の列が終わりかけてる! 慌てて荷物を持って並びます。

機内へ。3列シートの窓際でした。
私の席に左右対称の席の方が間違って座っていて「私も遅く来てすみません」とおわびしつつ交代。頭上棚に2つの大荷物を収め。ショルダーバッグだけを持ち手前お2人におわびしつつ窓際席に着席。
さてBluetoothヘッドホンとiPhoneのセッティングをしようとしたところ・・・

iPhoneがない・・・


ジャケットポケット、ショルダーバッグ内探しますがありません。あー…搭乗口前ベンチに置き忘れてます。
モンスタークレーマー系ならここで発狂してそうですが、もちろん待ちます。あそこにあるのに…切ない。シートベルト着用のサインが点いて飛行機が動き出し…エプロンを移動…滑走路を走り…離陸。シートベルト着用のサイン、結構長いです。遠ざかるiPhone。静岡あたりでやっとシートベルト着用のサインが消灯し、すかさずCAさん呼び出しボタン。

CAさんに私「ここでお伝えしていい事か判りませんが…お恥ずかしい話ですが…搭乗口前のベンチにスマホを忘れました。頭上の手荷物にも恐らくないと思います」と伝えます。
CAさん「一応頭上の荷物を確認してみましょう」

3列シートの手前お2人におわびしながら廊下に脱出。上から荷物を取り出し。CA待機空間で漁らせてもらいました。やはりありません。

CAさん「到着後ご自身で連絡していただく事になるのですが、JALではなく羽田全体のお忘れ物係になるのですが、あとで連絡先をお渡ししますね」
また手前お2人におわびしながら着席後、CAさんから連絡先の書かれた紙をいただきます。

2時間後奄美空港に着陸。
まずは母のケータイが他方からの連絡先になるので、空港のWi-FiでiPadのLINEで母に連絡。報告と、母の電話番号を暗記していないので電話番号を聞き出し。母は名瀬に来ているというのでこの緊急事態に念のために空港まで来てもらう事に。

その後公衆電話に100円玉を入れ、羽田空港ターミナルインフォメーションに電話。
まだ届けられてはいないという事。そしてその場の航空会社・売店スタッフが預かってて業務終わりに届けられる事はよくあると教えていただきましたが、モノは「iPhone 16 Pro Max 512GB (プライベート情報てんこ盛り)」。「今調べていただく事はできませんか」とお願い。警備員が別の用事があって時間がかかるけど調べてくれるという事で、また1時間後くらいに連絡してくださいという事でした。



出発時の不安点の答え合わせ


母親が自車で空港到着。一緒に無人駐車場へ。
オープン記念価格1日300円はどうなっているのか。お支払いは1万円ジャストになってました。全日1日500円計算。

それが1000円札しか入れられない機械でした。ゲート出口で立ち往生。
お隣同業者さんは両替をお断り。念のため出発をとどまらせていた母に空港まで戻って両替しに行ってもらい。

空気圧の低下警告が出ていたマイカーのタイヤは減ってないように見えました。
空港そばのSSで診てもらったところ、定められた数値より高いとの事。全く減っていないようです。

後日判ったのが、タイヤを新しくするとこの警告が出る事があるのでリセット操作をしないといけないという事でした。紛らわしい💦 リセットできました。



話戻って、空港から名瀬の街に来たところで母のiPhoneから羽田に連絡したところ、忘れたベンチにはなかったと。
母は別件で別れ。私は名瀬のおじの家に寄りお土産を渡し。早くiCloud「デバイスを探す」をやりたいんだけどおじの家にはWi-Fiがなく。名瀬のフリーWi-Fiスポットを探してるより帰った方がいいと古仁屋の自宅に戻りました。

家でiCloud「デバイスを探す」を視ると、iPhoneは羽田空港にあり。これでかなり盗られてない可能性が高まり安心。夕方、羽田空港ターミナルの中央でとどまり続けるiPhone。しかしこの日最後夕方に電話してもまだ届けられていないとの事。

翌日電話するとiPhoneと電源ケーブルは無事届けられていました✨️
船便で送ってもらい、4日後くらいに届きました。

Apple公式の指示による郵送では必ず電源は落とすものですが、電源点きっぱなしのiPhone郵送はどんんどんiPhoneがこちらに近づいてくるのがメールで送られてきていて珍しかったです。

みなさんご迷惑をおかけしました。

置き忘れたベンチからピックアップされた時に撮られたと思われる写真がiPhoneに残されていました。ありがとうございます✨️





超長記事お読みいただきまことにありがとうございました✨️
お疲れさまでした。