
前からちょっと書きたかったけど、不謹慎かと自粛していました。
出遅れ感がありますが、出遅れだからこそ書けるかも知れません。
無名な個人のぼやきにつきご容赦下さい。
また、陰謀論の類とは全く別なのですが、誤解されないようにも注意しなければなりません。
コロナ渦のあれこれ、ほとんど自分の想像で合っていた
上が指針を示してほしいと言われすぎていた初期
「人と人との距離の指針は!?」
「もっと空気にのって遠くまで行く可能性も!?」
「距離を保っていたのに…!?」
全て、「想像したら判るくね?」と思っていました。
政府・医学界もエビデンスを得られていない時に「指針を示せ」×2 がずっと凄かった。
指針は絶対じゃないし、これまでの人生経験で唾はこれくらい飛ぶ、霧は風で遠くまで流れていくって判るでしょ。
アクリル板は意味ない
「アクリル板」実は感染対策に逆効果だという衝撃 | The New York Times | 東洋経済オンライン
↑「知ってた」スペシャルだよね。細心のこまめな消毒を行えない場所では逆に不潔化するのが目に見えてますよね。空気が滞る事も目に見えてます。直接的な飛沫には効果あり(その前後の消毒、その他様々な並行努力が必要)。
マスクの隙間が語られない不思議
「布マスクに比べ、不織布マスクの方がいいぞ」という話は散々出ましたが、なぜか「マスク周囲の隙間」が全く語られません💧
公共スペースと同居スペースはまるで違う
これは誰も主張しているのを見た事のない持論です。でも確信を持って言える事です。
【まちがい例1】
聞いた某老人ホームでのお話です。大先輩たちが数多く入所、生活しています。そこでは色々なコロナ対策が取られたようで、テーブルにアクリル板が置かれたり、毎日行われていたカラオケのレクリエーションがなくなったというのです。
【まちがい例2】これらの間違いに気づきますか?
少し前にNHKのスポット呼びかけで流れてました。家庭での対策として換気、物の消毒をする。
この2件の共通点は「同居している」「住んでいてその場に居続けざるを得ない」という事です。
【まちがい例1】は、「公共スペース」での対策を混同して「同居スペース」に持ち込んでいると思うのです。老人ホームは家庭と同じ「同居」です。その場所がお客さんが入れ替わり立ち替わりやってくるお店で、お客さんから内部のメンバーへのコロナ感染、お客さん同士のコロナ感染を予防するなら解ります。そうではなく、ずっとその場にとどまり続けないといけない中でメンバーの間に丈の低いアクリル板の設置、メンバー間のカラオケの中止。意味がありません。
(ここでは外部者面会禁止は別問題とします。それは必要です)
【まちがい例2】は、同じく「公共スペース」での対策を「同居スペース」に持ち込んでいる、またはメンバーに「感染者が出た」時の対応と「予防」の混同です。この間違った予防策の目指すところは、
そのコミュニティの誰かがコロナに感染した場合に、それでもメンバーは気づかず、でも徹底した衛生対策と触れ合わない政策でほかのメンバーに感染を広げないまま、その感染者が完治。そのコミュニティの誰もがそのコミュニティに1度コロナが持ち込まれた事に気づかず乗り越える
という事だと思うのです。解りますかね?
なぜこうなるのかと言うと、
コミュニティ内でコロナ感染が普通に発覚した場合、大騒ぎになって、感染者は病院送りや専用施設隔離、屋内隔離、施設・家庭の大消毒が行われるから
です。解りますかね? …難しいよな。これでどうだ。
家庭内で換気をする
↓
換気は何のため?
↓
万が一コロナ感染した人が同屋内にいた場合、他の人への感染の可能性を下げるため。家庭で言うと、万が一家族の誰かがコロナ感染していた場合でも家族内感染を防ぐため
↓
家庭は2時間の映画館・ライブじゃないです。一時的な換気では終わりません。感染者未発覚の平常で24時間365日公共スペースと同様の徹底衛生対策を維持できますか? もしくは家族の誰かが感染発覚した際の隔離と徹底衛生対策と同じレベルを、誰も感染(発覚)していない時からできますか? 大人と子供、触れ合わないようにできますか?
無理ですよね? 無理だと思うんです。
感染者が出て、それに気づかないままそれを他のメンバーには移さず、完治、そのまましあわせ家族生活を維持なんて無理。
もし、発覚したら、判ったら、そこから徹底的に隔離、感染者とは触れ合わない政策すると思うんです。その厳格ぶりを予防の段階で維持し続けるという事。それは無理です。
=家庭での換気や家庭内の物の消毒は、公共スペースでの対策を混同して同居スペースに中途半端に入れる間違った行為だと思うのです。感染発覚したら大対策するので同居はそれでいいと思うんです。
(ここでは外から持ち込む事を想定した帰宅時の手洗い・服消毒は別問題です。それは必要です)
日本が誇るスーパーコンピューター「富岳 」
100%、大げさでなく本当に100%、TVメディアでは飛沫シミュレーションの計算でしか「富岳」の名前を見聞きしません。また、素人ながらあの計算とグラフィックはパソコンでできそうだと思ってしまいます…
国家プロジェクトのスーパーコンピューター。世界での速度を競い合っており、予算が注ぎ込まれ、民主党政権時代の「事業仕分け」で蓮舫議員の「2位じゃダメなんでしょうか?」との発言が有名となり、以後国民の認知度が上がったと思います。そのスーパーコンピューター「
上の事で認知度が上がったからでしょう。TVニュースで新型コロナウイルスに関するくしゃみの飛沫の空気中の流れなどのシミュレーション動画が出る時は「富岳によるシミュレーション」とテロップが出たり、アナウンサーが喋ったりします。
しかし、事業仕分けで話題になった時から…というのは未確認時間が多いですが、個人的にTVで「富岳」の活用は「コロナ渦からの口からの飛沫の動きシミュレーション」でしか見た事がありません💧
またここは素人目線ですが、その「富岳によるシミュレーション」の画を見ると、現代の映画の3DCG、ゲームのグラフィックと同等かそれ以下の処理能力で計算できそうと思ってしまいます💧
現代のリアルな3DCG動画はハイスペックなパソコン(家庭用コンピューター)で制作できる訳ですが、速く作らないといけないとしてもその2、3台の能力があれば良さそうです。
国を挙げてスーパーコンピューターを作っているのはいいと思います。
単に本気でこれでしか名前を聞かない事、ほか何計算させてるの? ほかのコンピューターでシミュレーション作る事はないの? 「富岳 × 飛沫シミュレーション」の連呼がちょっと気になります。
分からない事
屋内イベント、ライブでの座席の密度を下げる ←これ
これって、その館でクラスターが発生した際の感染者の絶対数を下げる意味が大きいんでしょうか?
それなら解ります。最悪クラスターが発生してもそこにいる人数でとどめると。
でもオモテ向き(?)飛沫を受けないようにという事しか見聞きしない気がします。
飛沫だけを気にしているのならば、上に書いたように空気中に漂うと思います。
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