SLIDERPLUS


例のスライダーエーデルクローン SLIDERPLUS M LONG
と同社FLEXTILT HEAD 2日本販売代理店にて購入しました。

SLIDERPLUS」は、横移動映像撮影ができる“スライダー”という物がユニークに進化して、移動距離40cm分の本体サイズで、80cm移動できるという優れもの。どういう事か仕組みは公式動画等をご覧下さい。
FLEXTILT HEAD 2」は、まあその上に着ける雲台です。こちらも高価で、他社のテキトーな雲台でも設置できるのですが、こちらもユニークで、カメラをこれまででは不可能な方向へ向けられるし純正のカッコよさがあるので。

上からFLEXTILT HEAD 2、SLIDERPLUS M LONG、三脚: ザハトラー システムace L MS CF



実は先のサクラ旅行の前に購入して持っていこうと考えていたのですが、米国からのお取り寄せという事で間に合わなくて、旅行後にやってきました。



三脚2トップ


奥: 前から持っていたベルボン PHD-43Q、リーベック TH-950
前: 当記事のジッツオ GT1555T+トラベラー1型QD、ザハトラー システムace L MS CF



という訳で、購入時ブログに記してませんでしたが、ビデオ三脚最高峰のザハトラーを少し前に導入してました
システムace L MS CF (sachtler カーボン3段三脚システム)

そこに、旅行時にヨドバシで実器を触って目星を着けていた、写真三脚最高峰のジッツオを導入。
トラベラー三脚 1型5段 GT1555T
雲台別購入: センターボール雲台 トラベラー1型QD

更にジッツオの雲台のままでは映像が撮れないので(パン・チルトできない)、旅行中にヨドバシでしっかり使い心地を吟味して購入したビデオ三脚ベルボンFHD-51QNを装着。脱着できる状態に




ケース


記す事でもないけど、SLIDERPLUSとジッツオ三脚用のケースは無名メーカーで。

別々のメーカーなのにそっくり。同工場かな


Amazonでできるだけタイトピッタシなのをじっくり探しました。
ジッツオ三脚は純正ソフトケースは、少し短いかなぜか余分に長いものしかなく、もしくはGITZOロゴ入りの薄い1枚ナイロンの巾着袋みたいなやつ。ベルボンのビデオ雲台を着けっぱなしで入れられて最もピッタシなのは、ベルボンのVelbonロゴ入りソフトケース。(ベルボンの雲台も上に乗っかってるけど)格上のGITZO三脚ケースにVelbonロゴのケース嫌だな〜と思ってましたが、更にじっくりAmazonを探すと無印ピッタシのケースを発見。吟味してよかった。



スライダーテスト 大和村フォレストポリスへ


4月29日、1人で大和村フォレストポリスへ。
元々スライダーを使用する、使用したいイメージは滝や森でした。

ここ好き まずはここでスライダー使用撮影



次にマテリヤの滝でスライド撮影。
マテリヤの滝の所で大きいアオダイショウ




マテリヤの滝




ザハトラー三脚のネジを急流の中へ落とす…

マテリヤの滝に行って最初のスライドカメラワークを何度も繰り返し、2パターン目に入ろうと水の中に三脚を立ててスライドプレートを外したところ、外れると意識してなかったネジがポト… 急流の中に沈んでいきました。水中に手をツッコんで探しましたが、水底は石ころで見付かりませんでした。
「はあ…解ってるんだよ〜こういうの高えんだよ〜。ネジ1本なのに1,500円くらいしやがるんだよ」と思っていましたが、後で業界御用達サイトSYSTEM5で出てきた値段は総額3,780円…。必要なので注文しましたが。



動画


さて、前置きが長くなりましたが、自前としては初めてのスライダー映像です。





動きに抵抗があったけど解決


届いたばかりの時から、スライダー中央で上下のパーツがすれ違う際、少し擦れて抵抗感がありました。少数米国から輸入で時間がかかったなどもあり、交換してもらおうと思えず。

この動画にもスライドの途中、つっかかるのが判るかと思います。

帰宅後、どこが擦れるのかと視てみると、ロック部分のネジを締める事で解決しました 良かったです



この日はこの後、初めて宮古崎に行きました。次の記事に記します。







【追記】6月1日

弧を描かないようにするにはハードルが高い

です。というかカンペキは無理じゃないかと思っています

このSLIDERPLUSは上にも書きましたように、本体サイズは40cm移動分のサイズなのに80cm移動映像が撮れるというスグレモノ。改めて公式の説明動画のリンク


最端にした時の姿。普通に考えて心配していた事が普通に起こります…

三脚に着けずに地面に置いて使用すると、この新機能の恩恵を受けずに40cm移動だけになります。この場合は“しなる”心配はありません。
三脚に設置してこのSLIDERPLUSの効果を発揮できます。三脚の設置部分を支点とし、ハシゴ車のハシゴのように片側に2倍延びるのです。

写真見て感じるかと思いますが…、カメラを一番端にした時片側に凄い重みが集中します。SLIDERPLUSも三脚もしっかりとした作りで、気をつけて各所固く締めますが、どうしても“しなり”ます

地面〜三脚〜SLIDERPLUS〜カメラにかけ、関節がいくつもあり、1ヶ所はわずかでもそれが全て足された結果が映像に現れるので、これはかなり困難な製品ではないかと思います。

しなりを最小限にする努力をするしかないようです。
硬い地面、三脚の各所を固く締める、軽いレンズを着ける。