29日手広海岸にて



前記事でも書きましたが、マイカーを乗り換えます。
これまでのシビックハイブリッド(以下シビハイ)は12年5ヶ月目。
全く走りには問題ありませんでしたが、前記事に書いた「大きすぎる」など少々の欠点、また、自分の経済的・性格的面で相当乗り換えないという事がこの1台目で判り、ずっと乗っていくにあたり、もっと「相棒」感のある車を考えるようになりました。ずっと乗っていくにあたり、バッテリーの劣化を考えるとハイブリッドもなしがいいと思いました。



ふるさとCM審査会旅行記事にオブラートに包みながらさらっと書いた、行ったというディーラーは「MINI鹿児島」さんだったのです。
今回の旅行は高速バス等で事前に予約する事がたくさんあったなどと書いてましたが、実はその中の1つに「MINI 3ドアの試乗予約」があったのでした。



MINI鹿児島


10月20日
前日がふるさとCM審査会、この日から1人行動。
山形屋でお昼を食べた後、天文館等から少し離れたMINI鹿児島のある宇宿へ行く為、天文館のバス停群で「バスは全く分からん」と悩み。地元の方にアドバイスをいただき、路面電車を利用。MINI鹿児島の最寄り駅「脇田」へ。

脇田へ降り立って風景で気付いたのが、以前唯一鹿児島路面電車を利用した時も降りたのが「脇田」だったという事。その時は鹿児島在住の友人あっきーに会いに行く為、友人Hと待ち合わせ。Hに「路面電車で『脇田』まで来て。そこに車で迎えに行くから」と。脇田駅から友人Hの車に乗せてもらい、一緒にあっきーの団地へ行ったのでした。つまり、MINI鹿児島はあっきーの団地が近いという事。
更には、今回前の晩、打ち上げをコーディネートしてくれた友人やっさんの旦那さんがこの近隣(関連?)の輸入車勤めと判明。
脇田は僕ら旅行者が拠点とする天文館・鹿児島中央からは離れた所だけど、何かと縁があるようです。

MINI鹿児島



見る、触れる機会の少ないMINI


高級車・輸入車の少ない島。近々に決定する気はなく、とにかく触る・乗る機会がないので、まずは知ろうという事で行ったのでした。

ディーゼル版、ハイオクガソリン版、両方を試乗させてもらいました。
この時正直、走りについては、飛ばせない街中という事もあって差は判りませんでした。どちらもその速度や上り坂に対して余裕過ぎて。
そして、担当さんの案内でコースが決まっているのですが、図らずとも友達あっきーの団地の側を通過(笑) やっぱりここだと確信。



たくさんの選択肢


*他車様、他車オーナー様に失礼な恐れがある事をお許し下さい。

ジムニー (実用性) vs. MINI (カッコつけ)


選択肢の最初はここから始まります。新ジムニー。カッコイイし大人気ですよね。納車1年待ちと聞きます。
今のシビハイより小さくてしかし積載力はあって。ただの林道はもとよりデコボコ道も行ける。実用性最強です。しかも格好良い。
ジムニー vs. ジムニーシエラ(ジムニーと同時に発売した部位の多くを流用した非軽バージョン)ならもちろんジムニー。せっかく軽自動車になり得るのにソックリで非軽になるなんて。どうせなら税金の安い軽です。

しかし、実用性・税金の安さに流れていくと…。
多々軽自動車が視野に入ってくるのですね。実際はジムニーの走破性は滅多にいらない。実用的オフロード使いと燃費、乗り降りのしやすさなどからすると、恐らくスペーシアギアなどがトップなんだろうなと。
しかし軟化したオフロードって感じがする。本物のオフロードはジムニー。しかしジムニーの走破性までは。いや、そもそも自分はそんなスポーツ系が欲しいのか? かわいく。となると軽自動車でMINIっぽいラパンなども。ラパンは基本女の子向け。しかし全然いいよね。
とにかく軽自動車は全般、日本のきめ細やかな「利便性・実用性」が随所に盛り込まれてます。

しかし、ラパン(は程々だけど)・ミラジーノキャストパッソ MODA…などなど、多々カワイイ丸い車がインスパイアしてる(?)先にあると思われるのが、MINI。
しかしMINIは高価。夢の外車。MINIは現実的じゃないならやはり…こうやってディーラーへ行く前からここ最近、頭の中で堂々巡りを繰り返してました。

MINIの中でも


ディーラーに行く前に自宅でちょっと中古でチェックしていたのが、名前は覚えなかったけど「深い赤の限定版」のや〜つ。ディーラーで担当さんに「気になっていたのは深い赤のや〜つ」と言っても通じず、レギュラーで出ているものをお薦めしてもらいました。

レギュラーで出ているカラーにドンピシャは正直なく。というか僕の乗用車の理想は深い赤なのですね。シビハイ購入時にはまだ芽生えてませんでしたが。

3ドアの中でも見た目がほとんど変わらず6つのバージョンがあり、意味が解ってませんでしたがディーラーでこういう事だと解り。
名称備考
ONEベーシック版。ハイオクガソリン
VICTORIAONEに専用オプション付けた感じ。ハイオクガソリン
COOPERONEよりワンランク上。ハイオクガソリン
COOPER DONEよりワンランク上。軽油。ディーゼルの「D」
COOPER SCOOPERより高価。スポーツの「S」。排気量高。ハイオクガソリン
COOPER SDCOOPERより高価。排気量高。スポーツの「S」にディーゼルの「D」

鹿児島から帰宅後も検索と検討と、電話でやり取りし何枚もお見積もり依頼。

ディーゼル版の方が燃費が全然いい。しかし調べてみると、ディーゼルはよく高回転走行しないとススが溜まるというのが気になり。

Sなしを考えていると、担当さんからSをお薦めしてもらったり。
確かにキビキビした走りも憧れる。走りのモード変更も。また、これまでMINIの事が全く分からなかった時にMINIの外観を見てもどっちが上かとか判らなかったけど、知ってしまうと、Sありの外観は2気筒マフラーとかちょこちょこ格好良い。
でも調べてみると、Sの排気量は1500cc超で税金が変わってくる事が判り。

更にはこれまで公式サイトをよく見ておらず気付いていなかった「MINI 60周年限定版」を発見。今年がMINI 60周年だったのです。しかしこちらはボディ、緑か黒。これのお見積もりもお願いし。



ディーラーへ行く前に中古車ポータルサイトで見ていた「深い赤のや〜つ」は、昨年10月9日から限定発売したバーガンディエディション(BURGUNDY EDITION)というものだと判明。公式サイトではもう前面には出しておらず、トップページからは行けなくて(?)、Google 検索で出てくるページに。

*バーガンディ…ワインレッドの意味

これを担当さんに伝え、探してもらったところ、新車であるという。
しかし中古でもたくさん出てくる。ディーラー展示品からの売り出しも多いか。しかしほとんど新品同様なので値が落ちてない。



検討に検討を重ね、決定。
ミニクーパー 3ドア バーガンディエディション
MINI COOPER 3 DOOR BURGUNDY EDITION

120台限定 / ハイオクガソリン

を新車で

11月28日


MINI鹿児島さんからマイミニクーパーが単身フェリーで送られてきて、奄美マイカーセンターさんに中継ぎお世話していただき。友達POSEにお願いして一緒にシビハイで取りに行きました あいにくの雨日和でした。

ファーストショット。奄美マイカーセンターにてミニクーパーとシビハイ


記念撮影




理想中の理想


2台目にして、島で乗るには理想中の理想を手に入れました。
島ではちょっと小さめがいい。しかし、軽より格好つけたい。個人的に小さい車で最高峰はMINIだと思っていました。
しかもボディカラーも理想のワインレッド、昨年末に出た限定版。
本当に自分にとって、世界の市販車の中で1番良い車かも知れないのです。



ローン


安定しない自営業という事で、これまでローンというもの自体をほとんどやった事がなかったです。高価な物でも一括。不安定ゆえの一括。来年どうというローン会社に見せたらいけない文 だから、車も試乗して検討して実際買うのはお金を貯めて何年後かに一括でと思っていたのですが。

実際今回のローンを考える際も、月毎というサラリーマン設定は自分にとって意味がなく。
公式のMINIオートローンと、提携オリコオートローンを提示してもらい、オリコはひと月払えなくて飛ばしても大丈夫などという利点があったのですが、自分には「ある月は苦しいけど、次の月にはまた給料出るから」なんていう状況はなく、結局自分でプール管理してそっから小出しにしていくという事なので、ちょっとでも金利が低いMINIオートローンに。

頭金を払い、あと7年。恐ろしい



ギミックのクセが凄い


上のシビハイと並ぶ写真を見て、ただの外観を見ると正直凄さが伝わらないと感じる方も多いかと思います。凄さは乗って実感します。



奄美マイカーセンターで、約束通りMINI鹿児島の担当さんにお電話。しかし繋がらず。
マイカーセンターの担当さんがずっと見守って下さっておられる。長居になってるしとりあえず出ようと、もちろん自分がミニクーパー、POSEにシビハイを運転してもらい、マイカーセンターをあとに。夕食で回転寿司まんてんへ。

多々、推測では操作ボタンが判らず
暗くなってきている中、まずはライトの点け方が判りませんでした まんてんの駐車場にて、MINI鹿児島担当さんが付けて下さったという基本的な説明の紙を見て把握。
その他もディーラーで教わったエンジン始動のスイッチ、まんてんの後に寄ったSSで迷ったガソリン給油口を開けるなど。日本車の知識では本気で探しても判らない事だらけ。そしてボタン多数(笑)



今どきの高級車のテレビCMのや〜つとか軒並み付いている
まずは押すと24時間サポートに繋がる「SOS📞」と書かれたボタン「エマージェンシーコール」を見つけ。前後四方障害物センサー。アクセルを踏まなくても車間距離を保ちつつ一定の速度で走る「クルーズコントロール」まで付いていると知り、翌29日に実行。楽です。当然側面にも安心のエアバッグ。

また、乗ってみてエンジン音の野太さなど迫力があり、本当にとんでもないマシンを手に入れてしまったなという。



ユニークな形のリモコンキー。付けていただいていた60周年記念品の革製キーカバーを着け、収まりの悪さに少し迷った挙げ句、既存のキーホルダーにこのように繋げて落ち着きました


POSEと古仁屋に帰った足で、K太、たー君、相談していた輸入車オーナーの先輩Y兄に報告に。
Y兄のお店SANTERIA前にて


29日






末永くよろしくお願いします



【P.S.】
今のところの把握では、ヘッドライトをどのモードにしようとどこかしら常時点きっぱなしらしい 基本の「オート」では昼、LEDリングライトが点きっぱなし。「点いてますよ」とパッシングでお知らせして下さりまくりなので困る。

バックする時はサイドミラーが大幅に下を向く サイドミラーで駐車場との平行感・ギリギリ感を把握していたのだが。今の車はバックカメラモニターをメインで頼るらしい。慣れなければ。

その他色々今後も勉強です。



【次記事】12月24日