ネタバレ注意

Amazon プライム・ビデオで観ました。







ラストスタンド (The Last Stand) レビュー
★★★★★★★★★★



シュワちゃんにとって「ターミネーター3」以来の復帰映画。
キム・ジウン監督にとって初の米国映画。



銃撃戦の恐怖と痛みが後半になるにつれ軽いゲームのようになっていく映画




映画「ノウイング」のようにいびつな映画でした そしてノウイングより制作者側が変さに気付いてないかも知れません。

流れ的にはこんな感じ。
のどかな田舎街っぷり(意図していると判る)
 ↓
シリアスでヘヴィな銃撃戦のギャップ (いいねぇ)
 ↓
敵がスーパーカーで陸路にこだわる
(航空機が可能そうな敵の人員力。映画だし仕方ないか。しかし古きアクション映画の臭いしてきた)
 ↓
我が街で迎え撃ち・銃撃戦
(始めの恐怖の銃撃戦はどこへやら。「技術的には簡単な事だから」を映像作品内にも出してしまう)
 ↓
麦畑という特殊空間で1対1のカーチェイス
最後に特撮の架空の橋の上で1対1の決闘


「これでもかこれでもか」と戦いの場面が変わりつつボリュームがあるのは僕の好きなジェームズ・キャメロン映画に通ずるものもありました。シュワちゃんを起用したキム監督も好きなのでは。
「落ち着いているように見える(ダメそうな)男が、実は実力がトップクラスで卓越したアクションを見せる」という事で言えば、キャメロン × シュワちゃんの映画「トゥルーライズ」にも似ています。



しかし、何か統一感がありません。特に銃撃戦。
初め、最新映画の銃撃戦の表現を見せつけられます。演出演技と美術とVFXと音。重みと痛みと恐怖を感じさせます。しかし、我が街で迎え撃ち。コメディ人員が加わり、ほかにもラフ要素が入ってきます。

死や痛みの価値観が変わったら「あれ?」と思う

この街での銃撃戦は、敵も味方も、人間が捨てられない「生き延びたい」から「撃ち勝ちたい」に変わっている事を感じてしまいます。ゲームみたいに。

初め「凄え。迫力ある」と感じた銃撃戦の表現も技術的には簡単なものでしょう。それを映像作品にも出してしまっている感じがします。ちょうど米国人気YouTubeチャンネル「RocketJump」「サムとニコ」などのガンアクション映像を見てるようでした。また、赤のフレアガン登場などからゲーム「PUBG」の影響があると思います。