「仮眠もとれる170度リクライニング 高反発ハイバックオフィスチェアー 格納式フットレスト搭載」を買ってたった3年。
アームレストが(なぜかアームレストだけが)著しく劣化してきました 人工皮革(PUレザー)に例外なんて事絶対にないというのを、リビングの初代ソファとこの椅子で思い知りました。
買った時の記事でもレビューを書きましたが、改めて使い心地を少し追記します。
前回も書きましたが巨人の椅子って感じでとにかく全体がデカいです。
加えて気づいたのは、リクライニングを斜めにしてみたり体だけをダラけさせてみた時、座面は地面に並行のまま角度が変わらないので体がずり落ちていくという事。この椅子の得意種目としては完全にダラダラさせる事に振り切っているのにもかかわらず、リクライニング中間が苦手種目なのです。まあその程度の椅子って事です。
とにかく強調しますが、この椅子は、リクライニングが170度倒せる事が最大の売りですが、正しい姿勢で座る事には向いてません。
悩みに悩んだ末、正しい姿勢を作るワークチェア世界最高峰のハーマンミラー「アーロンチェア」に手を出す事にしました。高いです
「成功者の椅子」と言われています。アーロンチェアについて詳しくはググって下さい。
アーロンチェアはこれ系チェアとしては最高峰のお値段にもかかわらず、ヘッドレストがついてません あととにかく「ゆったりというより仕事に集中させてくれる」とのネットの声。ヘッドレストやオプション、カラーも豊富、アーロンチェアよりゆったりかもな、日本メーカー オカムラの「コンテッサ」と迷いました。
最終判断は中途半端より仕事に集中と姿勢。
椅子でダラダラしたいならまたお金が貯まった時、ゆったりリクライニングチェアを別で買おう。それが究極。
ハーマンミラー アーロン リマスタード
サイズ: ミディアム / アームパッド: ビニール / フレーム: カーボン / ベース: サテンカーボン / キャスター: 堅床&カーペット用
1月17日公式サイトにて注文。受 注 生 産という事で、昨日4月16日届きました。
離島ですが送料は無料でした。
デカくて肉厚な箱
椅子本体はそのままの形で入っていました。箱の解体は大変でしたが一気にやりました。
♪: ALONE / B'z
細部
ファーストインプレッション
- デザイン
本来アンティークが好きな自分。更には、パーツが別れてるメカメカしさに格好良さを感じるよりはアップル製品のようにそれ専用のユニボディを作れよって思う自分にとって、このアーロンチェアを筆頭とした各部調節できる系高級ワークチェアに格好良さは感じません
しかし、正しい、体に良い姿勢で机に向かうという事の方が大事だと考えるので、ワークチェアとしてはこっちを選ぶのが正しいと思う事にしました。
しかし、アップル製品での「美しさへのこだわり」に慣れると、当製品はなかなか無骨に見えます。このお値段に、「1994年に誕生し、MoMAことニューヨーク近代美術館の永久コレクションに選定され、2011年にはグッドデザイン賞の特別賞、ロングライフデザイン賞をも受賞」…の割にはという事です。
特に右の写真のここがダサい(笑) ネットで見てた時から思ってましたが、来て見てもなぜこれでデザインを終えたか謎です。何かカバーを外したようです。
- 素材
それでも、巷ではこういう物の安物ばかりを見る訳ですが、それに比べると当然しっかりしています。ネット写真では判りませんでしたが、僕の選んだクラスだとプラスチックだと思っていた部分の多くが金属でした。多くのグレーの部分が金属です。
- 公式ショッピングサイトが解かりづらい
注文後、某掲示板で語ると「アームレストは本革」と教えてもらい、「お、何か材質的に愛せる部分」と嬉しくなっていましたが、来てみて、再度サイト・メール等も確認し直すと僕の選んだ組み合わせはビニールのアームレストだったようです。
公式ショッピングサイトに、アーロン リマスタードの写真が73個並んでいるページがあり、全てに「アーロン リマスタード」というだけの同じ名前が添えられています。それを1枚ずつ開いて内容を確認したのですが、非常に解かりづらいです。今よく見るとどれを選んでも「商品の仕様を変更」のボタンがあり、そこへ飛ぶと順序立ててカスタマイズできるようになっていたのですが(むしろこのフォームだけ見せてくれ)、注文時は解りませんでした(注文時もあったかなこれ)。もう少し工夫がほしいです。
- カラー
グラファイト(ブラック) / カーボン(グレー) / ミネラル(ライトグレー) の3色があり、Amazonに置いてあるものはブラックのみだったりして、グレーが公式購入っぽいし希少かなと思ってグレーを選んだのですが、来て見ると何だか昭和の教員机感があると思いました(笑) 無難にブラックでもよかったかも。でも安いワークチェアとパッと見が変わらないんだもの。ブラックだと普通すぎてちょっと特別感出したかった。
- 可動・調節
この椅子の醍醐味。ストッパーを外しバネ状態にするとゆりかごみたい
逆に固定もできるという事が大事だと解ります。
- 結局姿勢を正すのは自分の意識
背を押され、腹を前にせり出させた状態での固定ができ、姿勢を正す事を強制されます。
しかしそのモードでも姿勢を悪くする事も可能。
また、バネリクライニング状態だともっと当たり前に姿勢を悪くできます。やはり自分次第でした。
- ヘッドレスト
普通に欲しいと感じました
バネリクライニング最大状態はとてもいいゆりかご状態です。この状態でヘッドレストがあったら寝る事もできると思います。
他社がアーロンチェア用のヘッドレストを販売しておりAmazonで買う事ができます。アーロンチェアに合わせ無駄に高価です。買うかな。
- 机の脚を切ろうと思っていたが
このアーロンチェアが来てから、初めに座る高さを決定して、それから机の理想の高さを判断して脚を切ろう(イタリア製アンティークテーブル・猫脚(笑))と考えていたのですが、理想のキーボードの位置として考えると低くなりすぎると思いました。逆に頬杖をつくのには現状で大体ちょうどいい高さです。要検討です。
繰り返しになるけど、何だかんだ言ってもワークチェア最高峰。買ってよかった
【追記】4月19日
前に同窓生が家に来た時に古い椅子が欲しいと言っていて譲渡約束していたのですが、早速取りに来てくれました。事務所夜勤時に使うとの事。良かったです
【経過レビュー】
5月8日 アーロンチェア経過レビュー
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