3月31日、大熊地区での陸上自衛隊「奄美駐屯地」の開設を記念して、防衛省航空自衛隊のアクロバットチームブルーインパルス」が名瀬上空で展示飛行をするという事で、友達と行ってきました。



初めての航空ショーの撮影。分からない事だらけ


たった10分間の予定。
どこで撮影するのがいいのか。そして映像も写真も撮りたい!
やはりおがみ山か。おがみ山に登るのはキツい。ビデオカメラPXW-Z280を持って行けるのか。
写真を友達にお願いして、ビデオを自分が撮るのがベター。しかし、あの航空ショー撮影オタクのドアップ写真とやらも自分で撮ってみたい…。

結果、9amに古仁屋を出発。時間を持て余して名瀬到着。
TSUTAYAに寄ったのち、有料駐車場に車を止め、相当久しぶり2、3回目のおがみ山へ。

やはりおがみ山登山はキツい。荷物が重いのでなおさら。
中間の展望所まで行ったところで、見学者がちらほら。ここでいいやと決める。
上の展望所まで登るキツさもありますが、空を撮りつつ名瀬の街を写り込ませる構図は、見下ろして映り込む高い位置より少し低い位置の方が良い。



現場で最終決定。自分がPXW-Z280にてビデオ撮影、首に魚眼を着けたα7S II(暗さに強いが写真サイズが小さいのでここではサブ)を下げ、友達にα7R IIを渡してちょっと教えて写真を撮ってもらう事にしました。更にレンズを途中交換するかと考えましたが、暇はないだろうと思い、α7R IIには初めから高倍率SEL100400GMを。



写真


自分撮影。α7S II + 魚眼(SEL28F20 + SEL057FEC)
理想はこの構図でこの空を程よく覆ってくれる事




以下友達撮影。α7R II + SEL100400GM
ちょっと教えただけでセンスがある。さすが (トリミングあり)











映像


主にPXW-Z280の4K60p / HDR撮影、部分でα7S IIの4K30p撮影。
音楽は映画「トップガン」のオープニングをパロって1日で作りました(笑)




難しかった


僕らが着いた時にはもういらっしゃっていた、よく航空ショーを撮ってそうな会話をしている他方からいらっしゃったのであろう先輩方が隣に3名程。最初のご挨拶だけで後は喋りかける事はしませんでしたが会話を聞いていると。
始まる前、しきりに雲がかかっているのを気にしていました。僕は(凄いこだわってるな〜さすが)と思っていましたが、実際にブルーインパルスが来てみて、もっと簡単なレベルで青空であってほしいという事が解ったのです。飛行機雲です。ブルーインパルスの曲技飛行は飛行機雲を出すもので飛行機雲が青空のキャンバスに映える事が重要なのですが、僕はそんな知識さえなく挑んだのです

更にそのおじさま方の会話で判ったのが、飛行機雲で「桜模様」(5つの輪)を描いたのですが、それが前日の予行演習から位置が大きくズレたという事。自分らのいる所より背の山で作られ、半分しか見られませんでした。前日は理想の名瀬港上空だったのでしょうか。
この「あちゃー」は映像で見る事ができます。

その他、難しかった点・反省点
  • 「名瀬の街とブルーインパルス」という構図じゃないと意味がないけど、これは難しかった。思っていたよりも高度があり、思っていたよりも旋回径が大きいので街と共に密集した構図はなく、更に名瀬から見える空内にも収まらない飛行だった。やはり他所でよくある飛行場で曲技・観覧というのがふさわしいらしい。しかしやはりブルーインパルスのアップだけじゃ意味がないのでおがみ山で良かったとするしかない

  • プロペラ機を撮影した他者の動画で、シャッタースピードがオートになっているせいで、環境が明るいとシャッタースピードが上がりプロペラがゆっくりに見えたり、止まったり、逆回転して見えたりしているのを見てきて前々から「(航空機撮影時に)ああはしないぞ」と思っていた事があって、シャッタースピードを程よい1/120に固定していた。しかし、言わずもがなブルーインパルスにプロペラはなく、静止画で切り出す際にブレが少なくなるようシャッタースピードはもっと上がっていても良かった。一応そこは解っていて1/60等にはしてなくて良かった

  • フォーカスは遠距離の固定が良かった。初めオートにしていてベタッとした空はAFが迷った

  • 空が眩しく、肉眼で見ていてその後にモニターやファインダーを覗き込んでもブルーインパルスがどこにいるのか判らなかった

  • 余裕ができたら友達に渡してあったα7R IIで自分も撮る、だったけどそんな余裕はなかった。α7R IIには最初からSEL100400GMを着けておいて良かった
…etc.
勉強になりました。



あっという間でしたが圧巻でした
格好良いショーをありがとうございました